換気リノベーション

皆さん、こんにちは。

本日は、換気のリノベーションについてです！

冬は洗濯物を外に干しても乾きづらく、部屋干しをされる方もいらっしゃるのではないでしょうか？

しかし、部屋干しで室内に湿気がこもると、家の構造や住環境に悪影響を及ぼすことがあります。

そこで重要なのが、換気です。

効果的に湿気を排出することで、室内干しでも快適に過ごせる環境を整えることができますので、ポイントをご紹介します♪

♦部屋干しが住まいに悪影響

●カビの発生

部屋干しは天候に左右されず便利ですが、カビの発生リスクを高めます。

特に換気が不十分な空間では、洗濯物から蒸発した水分が室内に滞留し、カビの原因になります。

●結露の増加

部屋干しによって湿度が高まると、壁や窓などの冷たい面に結露が発生します。

結露は、カビやダニの繁殖を招き、建材の劣化にも繋がります。

●建材への影響

湿気は建材に様々な悪影響を与えます。

特に、断熱性が低い住宅では、結露が発生しやすく、建材へのダメージが大きくなる傾向があります。

♦換気対策

●24時間換気システムの導入

24時間換気システムとは、24時間にわたって一定量の空気を入れ替える設備です。

この換気システムは、2003年7月の建築基準法改正で24時間換気システムの設置が義務付けられたので、新築であれば必ずついている設備です。

それより前に建てられた住宅では設置されていないことがあるため、換気システムを後付けするリノベーションが検討されることがあります。

メリットとしては、カビやダニの発生を抑える効果が期待でき、住宅の寿命を延ばす等の効果も期待できます。

●窓やドアを見直す

効果的な換気の基本は、空気の入口と出口を作ることです。

窓を開けて風の通り道を作ることで、効果的に空気を循環させることができます。

樹脂のサッシを採用したり、窓の内側にもう一つ窓をとりつける内窓を採用することで、結露対策にもなります。

また、玄関ドアを採風タイプにすれば、在宅中に効率的に空気を入れ替えることができます。

冬の室内干しでも快適に過ごすためには、換気もカギとなります。

リノベーションを検討する際は、換気対策も一緒に検討してみてください♪

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