SPring-8
はじめまして。今月からスタッフブログを担当させていただく森川です。
ぐずついたお天気が続きましたが、5月に入り初夏のような気候になりましたね。
GW真っ最中の方もいらっしゃると思います。後半の晴天にも期待したいですね。
先日、播磨科学公園都市にあるSPring-8の施設公開へ行きました。
理数系は大の苦手で、資料に書いてある公式(数式?)などはさっぱり分かりませんでしたが、おもしろいなと思ったのは、小惑星イトカワのお話でした。
2010年に惑星探査機はやぶさが微粒子を持ち帰り話題になった、平均半径約160メートルの小さな惑星イトカワです。
その微粒子をSPring-8で調べたところ、一度溶けた物質が冷えて固まった物である事が分かったそうです。
直径20キロメートル前後の母天体が大きな衝突によって破壊され、その瓦礫が再集結して、現在のイトカワが形成されたと考えられるそうです。
小さな小さな砂の粒で、こんな壮大な事が分かるんですね。
SPring-8の施設公開は毎年4月下旬に開催されています。
展示スペースは常時見学が出来るそうなので、皆様もぜひ一度行ってみて下さい。